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AKU NO HANA

  • meteornightrain
  • 2014年10月31日
  • 読了時間: 1分

BUCK-TICKの自分の関係は此処から始まった—。 ヌーヴェルバーグ風にいえば、関係ーーひめやかな、だがはっきりとした関係。 ダダイズムのアートワークに、悪の華という響きに何となく惹かれ手にした時からーー僕の運命は定まった。 悪の華ーーBUCK-TICKの歴史的名盤。そこにはピエロも。頽廃も、そして何よりも芸術の持つ快楽があった。今のバクチクの鋳型が全て。 それは僕が発狂し逃げ込んだ狂った太陽さえもその価値をおとしめる事なくインサートさせた。 悪の華という完全なトータルコンセプトを体現しながら。 ビエロルフーーフェルディナンの最初で最後の夢。人はだから苦しむ、そして逃げ場を探している。 人は悲しみを盛る器。だから人は果てを目指そうとする。芸術に運命を捧げるものは全て。 櫻井敦司は歌うその手を貸せよーーと。それはピエロルフ、ヌーヴェルーヴァーグの"言葉を""その時代"に感じさせたもの。そしてボウイのロックンロールスーサイド。両手を差し出してくれと。 それは聴くもの全てを形作る鋳型のように朽ちる事無くこの時代に蘇る。 再び25年ぶりに人は聴くーーその手を貸せと。


 
 
 

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