John Lennon Die Today...
- meteornightrain
- 2014年12月9日
- 読了時間: 5分
Truth この現実に失われて行く人の命 純粋な誰かの為の心さえそう生きる真実さえ無いとしめすかの様に 僕は自分の赴く未来への、目に見えない領域へ向かう時、THE BAETLESを思い焦がれる 人の心が作り上げた、咎や人類の刑罰から飛び立っていた天然の火花、新しい生命達は その姿や、そのかけがえの無さを変える事無く私たちの目の前から消えていく 芸術など存在し得る価値など無く、ただ、傷と犠牲を行う為のていのいい存在であるかの様に 何百万の人が死に絶え、大地や空は毒に焼かれて行く 誰も見ていないこの現実と同じ様に、芸術は、私たちにとって唯一の救いであった差し伸べられた手は 長い人類の歴史の中で私たちに触れる事はできなかった 人間と言う種が、人の作り出した想いや願い、運命を変えるであろう芸術というものだけでなく、 人や自然育む生命さえ意味が無いものであると示し続けているこの人間世界の現実に 海は透明に輝き、空は新しい星を生む この途方も無い暗い場所へ赴かせる運命を 1980に自室のアパートの近くで一人の大切な心を持つ人が銃撃の果てに死に 芸術は、世界がこの長き間感じ続けていた感情は傷つき続けている ただ、当たり前の様に自分の感情ままに、歌を作り続けて来た一人のシンガーソングライターであっただけなのに それは途方もなく、実感できる感覚として続き ア-ティーストの死は迎えず代わりに沢山の人の死の身代わりの上に2003年を迎える 人間世界が、そう存在し得るはずの最後の機会 けれど・・・は生まれなかった そして、誰も生まれず、嘘と何も変わらない現在だけが残った けれど、沢山の人の生命の生命とひきかえに それこそが人間が赴かせる真実の運命の本当の残酷さで人間そのもの、嫌、神 と悪魔と呼ばれるもの達が 進化の過程にあるものであると言う事を指し示しているのだが 姿や形なき場所に、言葉と絵画によってうまれた新しい命、そして、旅立っていったかけがえの無いうつくしいものはそれが存在しえるそれを知る時の胸の鼓動や、キラメキの様なものの届かない場所で生まれ、何も傷つかぬ姿で生きていると 2003年すべての美しいものが消えていく現実の中、史上最高のシンガーソングライターの一人であり、最後の紛れも無いロックアーティスト、デビット・ボ ウイは自身のアルウ゛ァム「Reality」をひっさげ、数年振りともいえる世界すべてをまわるツアーを白い、1956 Supro Dual Toneを手にし、デニムの上着を着て廻って 行くーー 彼のこれだけどうしようもない暴力と狂気がすすむだけすすみ、現実の人の命や、自然の目に見えない領域が死んでいき続けて行く現在であるなおも、訴え続けるのをやめない言葉や歌が、 この現実においてたえず 諍いの声や 死を招く喝采 それすら遠く及ばない芸術を価値亡き者としている者たちの無数の声に傷つけられようとしていても 何も変わらず 彼は歌を歌い、ギターを弾く 長きに渡り 誰も見る事ができなかった、嫌、新しいウ゛ァイオレンスとエレガンスに倣うものとして決して見るものの 現す事のできなかった そのすべての者の感受性を途方もなき場所へ導く ロックのその本質の姿でーー 見るもの感受性を破局にさえ導く途徹も無いもの ウ゛ァイオレンス、エレガンスに倣う ロックのその何も変わらなく、新しい姿をーー そして、ビートルズ、レノンの言葉や、生き続ける熱い感情のようなものが自分が絶えずこの現実世界の側にいると行ったシンガーソングライターのその側にいると言う事を。 そして「Reality」ーのルーティーンとして絶えず繰り返されるレノン言葉。ロックと言うものの姿を現している言葉 「言いたい事があるのなら言え 韻を踏ませ そして バックビートに乗せろ」 ーーそして、「New Killer Star」で始まり「Looking For Water」、レノンと共に旅立ったジョージの「Try Some,Buy Some」、「Reality」と続くこのRealityというアルバムの「Bring Me The Disco King」 僕は今 この2003年を過ごす毎日のふとした時に その言葉と THE BAETLESに思い焦がれる この何も起きなかった2003年の途方もない徒労感と、そして、留まる事を知らず傷つけられ、すり変えられようとして行く音楽や、芸術や、絵やその全ての中で・・ だが、その何一つも遠く1983年や、この2003年に聴いた言葉や歌声が、それがまだ、生きている聴衆や、観客、その人たちに僅かでも届いているのなら 傷つけられていくこの世界のもっともかけがえの無い者たちは何も傷ついてなく、そこにまぎれもなく生の感触と未来への希望として存在し続けているのだと言う事を 芸術が生まれ生き続けて行くのは紛れも無い人の心であるのだから この2003年、天使をざわめかせ、悪魔さえ、囁かせる程の圧倒的な芸術の、音楽、ソングライティングの、生命のロマンスの、空前のツアーとしての表現を 以って「リアリティー」を歌うボウイの姿から、1973年のジギーの姿や、もう一つの、そっとゆらぎ、よせてはかえす様な經喩的な感情のゆらめきとして BAETLESのそのイメージを感じる 「Reality」 そして、僕はTHE BAETLESに思い焦がれる。 人の違いなど無く すべてが尊き同じ生命であって、芸術だけが、それを生み出す人の心だけが、 運命をーー 全てを変えると この現実、過ぎ去って行くこの2003年に、ただ、毎日に 摯にあるがままにいきていこうと、おぼつかなくも思う僕の、こう書いた言葉から、誰かが このつたない文章から微かな僥倖の様なこの世界の現実を垣間見えて、ただ、心に何かを感じてくれる事を願ってこう筆致を続けます。 ロックがもっとも美しく、そして、人の心を強く惹きつけてやまないかけがえの無いものであると言う事、 そして、その途方も無く美しいものを、それが音楽や、映画、詩、芸術、それが生まれる事無く失われたものであっても、そう、言うのだけれどそれを生み出すのはただ、心なんだと言う事をーー 2003.12.14 seven 汐野達司
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